皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか？

皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか？

現在、アカデミー国枝バレエでは、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の為、休業とさせていただいております。

レッスン再開を心待ちにされている生徒の皆さま方には、誠に申し訳なく、今後の対策に努めております。

教師たちは、レッスン再開時に向けて、皆様に今まで以上に充実したレッスン内容を提供できるよう、

今一度、初歩に戻って、指導の勉強会を行っております。

3月第一週目は、指導者を交代しながら、同じアンシェヌマンを5日間行い、指導の内容、直す際の骨や筋肉の触り方等を学びました。

骨や筋肉を正しい方向へ動かすためには、どのように誘導すると良いか・・・　　

自分の手が繊細でなければならない、筋肉がどのように動いたのか正確に見る目がなければならない、

今までも理解はしていましたが、さらに奥深く勉強し、反省と勉強の一週間でした。

大変難しいことですが、本当に贅沢な時間を過ごさせて頂いております。

国枝バレエのレッスンを受けていただいたことのある方は、ご存知だと思いますが、

正しく立つためには、まず、仙骨を下にして、お腹を上に引き上げます。

次に、仙腸関節と座骨を集め、骨盤を真っ直ぐに立たせます。

ここまでは、よくご存じだと思います。

3月第一週目に、特に勉強になったことは、上記の姿勢をキープしたままバレエの動きをする際に、

いかに内転筋(内もも)を働かせるかということです。

足のももの、外側の筋肉と内側の筋肉の境目を意識しながら　(境目がそげてしまわないように、前に出す意識)　プリエやタンジュを行うと、

さらに筋肉がアンディオールの方向へ働くということが分かりました。

内転筋は、大変重要な筋肉ですが、使わなければすぐに衰えてしまいます。

皆様も、お家の中で、内転筋を意識しながらプリエやタンジュを行ってみてください。

まだ、難しいことを習っていないプレバレエクラスの生徒さんは、

まず、つけねをまっすぐにして、おしりを下にして、くびをのばすことを意識して練習してみてください。

今回は、内転筋についてでしたが、また次回他の内容についてブログに掲載させて頂きたいと思います。

レッスン再開まで、引き続きご無理申し上げますが、ご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。